粉ミルクの水比較ガイド

粉ミルク水は、浄水器を通しただけではダメ?

日本の水道水は世界一安全と呼ばれていますが、実はその安全が近年脅かされています。

 

水道水に利用している河川や山の水が汚染されすぎているのです。生活用水での汚染がひどくなっているため、浄水場では塩素の投入量が増えています。塩素は水を消毒する用途のために投入されますが、その投入回数は一度だけではありません。二度、三度と浄水場で水がろ過される過程の中で幾度となく投入されます。そのため、水道水に含まれる残留塩素が問題になっています。塩素自体はさほど問題ないのですが、残留塩素がトリハロメタン発生の原因になっているのです。
トリハロメタンは発がん性物質で、煮沸しただけでは除去できないどころか、煮沸してすぐに火を止めただけではその発生率はなんと2倍にも膨れ上がるのです。そこで、一般的には粉ミルク水として水道水を利用する場合には、蛇口に浄水器を取り付ける過程が増えています。トリハロメタン99.9%除去、といううたい文句が記載されている浄水器もたくさんあります。このような浄水器を使うことは、水道水をそのまま粉ミルク水に使うよりも安全と言えます。しかし、浄水器で除去できない物質もたくさんあります。たとえば放射能や環境ホルモンです。これらを除去するためには、RO膜システムを利用するしかありませんが、一般的にはかなり高額になり、設置場所も屋外になるなど、手軽に使えないことから、ウォーターサーバーを利用する人が多数です。大人用には蛇口取り付け型浄水器で、粉ミルク水はウォーターサーバーで、と分けて使っているご家庭も多いようです。